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【保存版】Nakamichi 名機年表(1970〜1990年代)|日本が誇るカセットデッキの系譜

Nakamichi(ナカミチ)は、1970年代から90年代にかけて世界最高峰のカセットデッキを生み出したブランドです。 録音・再生の精度を極限まで追求し、独自技術でオーディオ史を塗り替えた存在といえます。 本記事では、黄金期に登場した代表モデルを年表形式で振り返ります。

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🕰 Nakamichi 名機年表(1970〜1990年代)

1972年

1000/700 — 世界初の独立3ヘッド構成カセットデッキとして登場。録音と再生を分離し、業界の常識を変える。

1977年

582/581 — 中堅機ながら高音質を実現。デュアルキャプスタンと堅牢メカを採用。

1978年

680ZX/681ZX/682ZX — オートキャリブレーションとリファレンス級メカ構造で完成度を高める。

1980年

ZX-7/ZX-9 — 手動アジマス調整を導入。プロ志向ユーザー向けに高い評価を獲得。

1981年

Dragon(ドラゴン) — 自動アジマス制御「NAAC」を搭載。世界中で「史上最高のカセットデッキ」として不動の地位を確立。

1982年

CR-7/CR-5/CR-3 — 実用性と音質を両立。前面アジマス調整が可能なCR-7が登場。

1983年

1000ZXL/700ZXL — コンピュータ制御による自動キャリブレーションを搭載したフラッグシップ。技術の粋を集めた1台。

1985年

BX-300/BX-125/BX-100 — より多くの層にナカミチサウンドを届けた普及モデル群。

1988年

DRシリーズ(DR-1/DR-2/DR-3) — 最終世代のナカミチ・メカ。高信頼構造を維持しつつモダンデザインへ。

1990年代

CD系統・カーステレオ事業へ移行。デッキ製造の終焉とともに、伝説的ブランドとして後世に語り継がれる。

🎧 技術進化の軌跡

  • 3ヘッド構成:録音と再生を完全分離。モニター精度を飛躍的に向上。
  • デュアルキャプスタン:テープ走行を安定化し、ワウ・フラッターを抑制。
  • NAAC(自動アジマス制御):Dragonに搭載された革新技術。テープごとに再生角度を最適化。
  • 自動キャリブレーション:1000ZXLなどで採用。録音特性を自動調整し、再現性を高める。

📈 海外市場での評価

ヨーロッパやアメリカでは「Japanese Masterpiece」と呼ばれ、今なお中古市場で高値取引が続いています。 特にDRAGONや1000ZXLは動作品が少なく、整備済み・美品はコレクター間で奪い合い状態です。

まとめ

Nakamichiは、アナログ録音機の歴史において永遠の金字塔。 高音質・高精度・そして工芸品のような完成度で、半世紀を経た今も輝き続けています。 もしご自宅やスタジオに眠っているNakamichi製品があれば、 ぜひ専門店による無料LINE査定をご利用ください。

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2025年11月17日

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