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JBL 4345とは?4343を超える圧倒的スケールの名機と中古市場での価値

1970年代後半に誕生したJBL 4343は、世界中のスタジオで愛用された名機として知られています。その後継的な存在として登場したのがJBL 4345です。4343の完成度をさらに高め、スケール感と解像度を兼ね備えた4345は、ビンテージオーディオ市場でも高い人気を誇ります。本記事では、4345の歴史や仕様、4343との違い、中古市場での価値について解説します。

JBL 4345とは?

登場の背景と発売時期

JBL 4345は1981年頃に発売された大型4ウェイ・モニタースピーカーです。当時のJBLは、プロフェッショナルユースにおける正確なモニター性能と、リスニングルームでも楽しめる音楽性の両立を追求していました。4345はその答えのひとつとして登場し、スタジオだけでなく高級オーディオ市場でも注目を集めました。

基本仕様とユニット構成

4345は4343をベースに、さらに大型化された仕様を採用しています。主なユニット構成は以下の通り:

  • 低域:46cmウーファー(2245H)
  • 中低域:25cmミッドバス(2122H)
  • 中高域:ホーン型ドライバー(2421B+ホーンレンズ2307/2308)
  • 高域:スロットツイーター(2405)

高さ約122cm、重量100kgを超える堂々たる筐体は、家庭用スピーカーの域を超えた存在感を放っています。

4343から4345への進化ポイント

46cmウーファーによる圧倒的な低域再生

4345最大の特徴は、4343の38cmウーファーに代わり、46cmウーファー(2245H)を搭載した点です。これにより、低域の量感だけでなく、深さや質感の豊かさも格段に向上。ジャズのベースやオーケストラの低弦まで余裕を持って再生できます。

スタジオ仕様を意識したチューニング

プロの制作現場で求められる正確な音の再現力を重視し、ネットワークやドライバーのチューニングも改良されました。4343に比べてレンジが広く、モニターとしての解像度も高まっています。

サイズと存在感の違い

4345は高さ約122cm、重量100kgを超えるため、設置には広い空間が必要です。その分、音場のスケール感は圧倒的で、4343以上に大規模な音楽再生に適しています。

JBL 4345の音質的な魅力

低域の量感と質感の両立

46cmウーファーの余裕ある駆動により、単に低音が強調されるのではなく、音楽の基盤として豊かで自然な低域を提供します。スピーカーの存在を感じさせないほどの自然な広がりは、4345ならではの魅力です。

ホーン+スロットツイーターによる鮮烈な高域

中高域のホーン型ドライバーと高域のスロットツイーターの組み合わせにより、鮮烈で抜けの良い高域が再生されます。細かな音のニュアンスまで忠実に描写できるため、ジャズやクラシックの繊細な表現も余すところなく楽しめます。

広い空間で真価を発揮するスピーカー

4345は、そのサイズと性能から、広いリスニングルームや専用のオーディオルームでこそ真価を発揮します。狭い空間では持て余してしまう可能性がありますが、適切な環境では比類なき音場を実現します。

中古市場での価値と査定ポイント

ビンテージ市場における4345の位置づけ

4345はJBLビンテージモニターの中でもフラッグシップ級とされ、国内外のオーディオファンから高い需要があります。そのため中古市場でも常に高値で取引され、ペアで100万円を超える査定が付くケースも少なくありません。

高額査定につながる条件

  • オリジナルユニットが揃っていること(特に2245Hウーファー)
  • エッジやダイヤフラムの状態が良好であること
  • キャビネットの外装に大きな傷や劣化がないこと
  • サランネットや元箱など付属品の有無

状態や付属品が整っていれば、国内だけでなく海外輸出ルートを持つ専門店での高額買取が期待できます。

まとめ|4345が今も憧れの名機とされる理由

JBL 4345は、4343の完成度をさらに高め、圧倒的なスケール感と高い解像度を兼ね備えた名機です。その存在感と音楽再生能力は、現代のスピーカーにも引けを取りません。ビンテージ市場でも高額取引される理由は、まさにその唯一無二の性能と歴史的価値にあります。手放す際には、専門の買取業者に査定を依頼し、その真の価値を見極めてもらうことをおすすめします。

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2025年09月22日

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