公開日:2025年10月
最終更新:2025年10月
【2025年最新】人気の中判カメラランキング TOP 5 ― 圧倒的描写力と「ましかく」の魅力

【2025年最新】人気の中判カメラランキング TOP 5 ― 圧倒的描写力と「ましかく」の魅力
1. はじめに ― 中判カメラが写真家を魅了し続ける理由
中判カメラは、35mmフィルム(フルサイズ)よりも遥かに大きなブローニーフィルム(120/220フィルム)を使用するカメラです。その大きなフィルムフォーマットがもたらす**圧倒的な解像度、豊かな階調、そして独特の立体感**は、デジタルや35mm判では真似できない魅力があります。
近年、フィルムカメラのブームが再燃する中で、中判カメラは「究極の表現」を求める層から絶大な支持を集め、中古市場でも価格が高騰しています。
今回は、中判カメラの代名詞である**6×6、6×7、6×4.5**の主要フォーマットから、特に人気の高い名機をランキング形式でご紹介します。
2. 2025年 中古中判カメラ人気ランキング TOP 5
第1位:Hasselblad 500C/M (6×6判・二眼レフ)
**【選出理由】** 「宇宙に行ったカメラ」という伝説と、**6x6cmの正方形(ましかく)フォーマット**が持つ芸術性が圧倒的です。モジュラー設計による拡張性の高さ、そしてカール・ツァイス Planar 80mm F2.8レンズの美しい描写は、中判カメラの頂点として常に憧れの対象です。ウエストレベルファインダーでの撮影スタイルも魅力です。
第2位:PENTAX 67 / 67II (6×7判・一眼レフ)
**【選出理由】** 通称**「バケペン」**。35mm一眼レフの操作感そのままに、**6×7判**という大画面フォーマットを扱える点が最大の特徴です。特に標準レンズ 105mm F2.4の描写は、明るさと立体感で伝説的。重厚なボディと迫力のあるシャッター音も含め、**風景写真家やポートレート写真家**から絶大な支持を得ています。
第3位:MAMIYA 7II (6×7判・レンジファインダー)
**【選出理由】** 6×7判という巨大フォーマットでありながら、レンジファインダー方式を採用することで、**驚異的な軽量・コンパクトさ**を実現。その機動力と、専用レンズ群の突き抜けたシャープネスから、風景・山岳写真のプロに愛されました。中判カメラの中では最も「スナップ」に適したカメラの一つです。
第4位:Mamiya RZ67 Pro II (6×7判・一眼レフ)
**【選出理由】** スタジオ撮影の定番機。**回転するフィルムバック(縦横切り替え)**や、ベローズ(蛇腹)による近接撮影の容易さ、そして豊富なレンズ群とアクセサリーが魅力。PENTAX 67に比べると大柄で重いですが、その堅牢性とシステム性、そして**緻密な描写力**は、スタジオワークで最高の信頼を得ています。
第5位:FUJIFILM GA645 / GA645Zi (6×4.5判・AFコンパクト)
**【選出理由】** 中判カメラとしては珍しい**オートフォーカス・ズーム**を搭載し、操作が極めて簡単。6×4.5判という縦長のフォーマットながら、**35mmカメラのような手軽さ**で中判の描写を楽しめる点が人気です。価格も他の高級中判機に比べて比較的手頃で、中判入門機として中古市場で高い回転率を誇ります。
3. 中判カメラの選び方:フォーマットとスタイル
中判カメラを選ぶ際は、以下の「フォーマット」と「スタイル」がポイントになります。
- **6×6判(Hasselblad, Rolleiflex)**:縦横の区別がない正方形。構図の自由度が高く、芸術的な表現を好む方に人気。
- **6×7判(PENTAX 67, MAMIYA 7)**:最も大画面で、最も描写力に優れる。理想的な縦横比を持つため「理想の画面サイズ」とも呼ばれる。
- **一眼レフ式(PENTAX 67, Mamiya RZ67)**:レンズを通して被写体を確認できるため、望遠レンズやマクロ撮影に適している。
- **レンジファインダー式(MAMIYA 7)**:ミラーがないため軽量・静音。広角レンズとの相性が良く、携帯性に優れる。
どのカメラを選んでも、35mm判では得られない**圧倒的な高画質**を体験できるでしょう。
4. 買取・販売について
当店 買取の鶴岡 では、
上記の**Hasselblad、PENTAX 67、MAMIYA 7II**といった中判カメラのトップモデルと、その**専用レンズ(Planar 80mm F2.8, N 80mm F4Lなど)**を**積極的に査定し、幅広くお取り扱い**しております。
中判カメラは製造年が古く、整備済みの個体や露出計が正確に動作する完動品は特に価値が高いです。このブームを活かし、あなたの所有する中判カメラの価値を最大限に評価いたします。ご売却・ご購入の相談は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
まとめ
**中判カメラ**は、**「大画面で、世界を切り取る」**という特別な体験を提供します。その重厚な操作感、そして息をのむような立体感と解像度は、デジタル全盛の今だからこそ、写真の奥深さを教えてくれる存在です。このランキングを参考に、あなたの「究極の一枚」を追求する相棒を見つけてください。
2025年10月29日
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