買取の鶴岡

フィルムカメラを手放す“ちょうどいいタイミング”とは？

フィルムカメラを持っている方から、よく聞かれるのが「今、売ったほうがいいですか？」という質問です。

しかし実際には、 売る・売らないの二択で考える必要はありません。

判断の基準はとてもシンプルです。

この問いに「少し引っかかる」感覚があるなら、それは無理に結論を出す必要がない状態です。

フィルムカメラは、使っていない時間であっても価値を失う存在ではありません。

むしろ 「どうするか迷っている時間」も含めて、そのカメラとの関係性だと考えることができます。

実際には「売るか決めていないけれど、状態だけ知りたい」という相談も少なくありません。

判断材料を増やすだけで、気持ちが整理されるケースも多くあります。

フィルムカメラを手放すタイミングに、正解はありません。

ただひとつ言えるのは、 納得して判断できる状態であることが大切だということ。

急がず、焦らず、そのカメラとの距離感を見直すところからで十分です。