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最終更新:2025年10月

京セラ SAMURAI 名機まとめ ― Z / Z2 / X3.0 / X4.0 を一気に比較

1987年に初代「SAMURAI Z」が登場して以降、Z2X3.0X4.0へと進化したサムライシリーズ。
本ページでは特徴・年代・レンズ・使い勝手をひと目で把握できるように整理し、 シリーズ全体を俯瞰します。


まずはシリーズ早わかり

SAMURAI Z(1987)

横構図ハーフ判の原点。25–75mm F3.5–4.3、全自動一眼レフの嚆矢。

SAMURAI Z2(1988)

完成度と信頼性が向上。シリーズ代名詞。25–75mm F3.5–4.3。

SAMURAI X3.0(1991)

“ビデオ風”縦グリ最高潮。25–75mm F3.5–4.3、洗練された操作感。

SAMURAI X4.0(1992)

シリーズ集大成。28–112mm F3.8–6.6、4倍ズームで自由度UP。

年表(タイムライン)

  • 1987年:初代 Z 発表 ― 横構図ハーフ一眼レフという新発想。
  • 1988年:Z2 登場 ― 操作性・信頼性を改良し完成度を高める。
  • 1989年:Z-L(上位仕上げ)※本まとめの詳細比較対象外。
  • 1991年:X3.0 ― 未来感ある外装・操作系の洗練。
  • 1992年:X4.0 ― 4倍ズームでシリーズの集大成。

主要スペック比較表

モデル発売年レンズズーム記録方式重量(目安)特徴
Z198725–75mm F3.5–4.33倍35mmフィルム/ハーフ(24×17mm)約630gシリーズ原点。横構図ハーフ一眼レフの嚆矢。
Z2198825–75mm F3.5–4.33倍同上約640g完成度・信頼性が高く“代名詞”的存在。
X3.0199125–75mm F3.5–4.33倍同上約640g“ビデオ風”外装の完成度が高く操作感良好。
X4.0199228–112mm F3.8–6.64倍同上約670g集大成。ズーム域拡大で汎用性が最も高い。

どれを選ぶ?— タイプ別おすすめ

  • 原点のキャラを味わいたい:Z
  • 総合バランスで迷ったら:Z2
  • 持って楽しい操作感:X3.0(外装・グリップの満足度高)
  • 旅行で1台完結:X4.0(28–112mmの広い守備範囲)

中古相場の目安(参考)

※コンディション・付属品・整備状況で変動します。

  • Z:5,000〜8,000円前後
  • Z2:5,000〜10,000円前後
  • X3.0:8,000〜15,000円前後
  • X4.0:8,000〜15,000円前後

よくある不具合とチェックポイント

  • レンズの曇り・カビ:ズーム内部の曇りは画質低下に直結。強ライトで斜め確認。
  • AF・ズームモーター不調:異音/動作のもたつき。試写で連続動作を確認。
  • ファインダー曇り:プリズムコート劣化でコントラスト低下。
  • 電池室の液漏れ跡:接点清掃でも復活しない場合あり。

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まとめ

Z → Z2 → X3.0 → X4.0と進化したSAMURAIシリーズは、 ハーフ判の実用性と未来的デザインを両立した稀有なフィルムカメラ群です。
「どれを選んでもサムライ」ですが、 万能型ならZ2、旅行用ならX4.0、 デザイン重視ならX3.0、原点の味わいならZがオススメ。
いずれも1980〜90年代の京セラが誇った光学技術の結晶です。

2025年10月14日

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