公開日:2025年11月
最終更新:2025年11月
人気フィルム“写ルンです風”に仕上がるフィルム5選 ― あの懐かしい質感を再現するならコレ!

人気フィルム“写ルンです風”に仕上がるフィルム5選 ― あの懐かしい質感を再現するならコレ!
1. はじめに ― 「写ルンです風」に仕上がるフィルムとは?
写ルンですの魅力といえば、 淡くて懐かしい色、柔らかいコントラスト、独特の粒状感。 現在の35mmフィルムでも、この“写ルンですの味”に近い写りを演出できるものがあります。 本記事では、初心者からフィルム歴の長い方までおすすめできる、 写ルンです風の質感を出しやすいフィルム5選を紹介します。
2. ① Kodak GOLD 200 ― 懐かしい色味の王道フィルム
写ルンですの雰囲気に最も寄せやすいのがKodak GOLD 200。 昭和〜平成前半の家庭写真のような 暖かくて優しい色合いに仕上がります。
- 黄色・赤が少し強めの発色
- 明るい場所での柔らかな粒状感
- 写ルンですの“ノスタルジー”を強く再現できる
迷ったらまずコレ。写ルンですからの乗り換えに最適です。
3. ② FUJIFILM C200(海外版)― 写ルンですと同じ色の系譜
富士フイルムのC200は、写ルンですと同じ“富士カラー”の系統。 特に緑・青の発色が爽やかで、 晴れの日の屋外スナップは写ルンですにかなり近い雰囲気になります。
- 鮮やかな青・緑
- 軽めの粒状感で扱いやすい
- 日光の下での色が写ルンですに似ている
国内製造が終了しているため海外版が主流ですが、 “写ルンです風”を求める人には根強い人気があります。
4. ③ Kodak UltraMax 400 ― 粒状感たっぷりの「荒れた写り」
写ルンですの少しザラついた高感度の写真が好きなら、 UltraMax 400が最も相性が良いフィルムです。
- コントラスト強めで色が濃い
- ISO400ならではの粒状感が心地よい
- 室内・逆光でも“偶然性”のある写りを再現しやすい
夜スナップやパーティー写真では、写ルンですを超える味が出ることもあります。
5. ④ Kodak ColorPlus 200 ― ほんのり淡くて優しい色合い
ヨーロッパ市場で長年愛されているColorPlusは、 淡い色調とやや眠い描写が特徴です。 写ルンですの“少し曇りがかった柔らかいトーン”と近い雰囲気が出せます。
- 柔らかいコントラスト
- ハイライトが優しく飛ぶ
- 古い写真のような空気感が出る
光が回った柔らかいシーンで使うと、 写ルンですよりさらにフィルムらしい世界観に仕上がります。
6. ⑤ ILFORD XP2 Super 400 ― モノクロの写ルンです風質感に最適
写ルンですのモノクロ版や、昔の白黒写真のような質感を出したい人には ILFORD XP2 Super 400 がおすすめです。
- 粒状感が大きめで“フィルムらしさ”抜群
- コントラストが強すぎず絶妙にレトロ
- C-41現像(通常のカラーネガと同じ)で扱いやすい
初心者でもモノクロフィルムの世界に入りやすく、 写ルンですの「白黒写真の味」を再現しやすいフィルムです。
7. まとめ ― “写ルンです風”はフィルム独自の世界観
写ルンですのような写真が撮れるフィルムは、 柔らかさ・粒状感・偶然性の3つがポイント。 今回紹介した5種類はどれも写ルンですに近い雰囲気が出せる名フィルムばかりです。
初めてフィルムカメラに挑戦する人も、 少し懐かしい写真を撮りたい人も、 自分の「好きな写ルンです感」に合わせてフィルムを選んでみてください。
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