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最終更新:2025年11月

2025年版:中古市場で“密かに値上がりしている”隠れ名機10選

2025年版:中古市場で“密かに値上がりしている”隠れ名機10選
― プロが注目する、実力派フィルムカメラ特集

1. はじめに ― 値上がるのはT3だけじゃない

フィルムブームで注目されるのは、どうしても CONTAX T3 / T2 / GR / TC-1 / 35Ti などの“王道名機”ですが、 2025年の中古市場では、実はひっそり値上がっている隠れ名機が多数存在します。

この記事では、日々の査定現場で実感する 「じわじわ来ている、気づくと値段が上がっている機種」 を プロの視点でまとめました。


2. 隠れ名機ランキング(2025年版)

■ 1位:Nikon FM3A Black

メカ × 電子のハイブリッド。 ブラックは生産数が少なく、市場にほぼ出ない希少モデル。

・壊れにくい ・写りが正確 ・一生使える


■ 2位:Fujifilm TX-1(XPanの兄弟機)

ハッセルブラッド XPan より入手しやすいが、 実力・描写は同等クラス。

日本国内での流通数が特に少なく、 2023→2025で大幅な価値上昇。


■ 3位:CONTAX G2 Black

T3/T2の陰で話題になりにくいが、 ブラックは完全に“別枠”の希少性。

市場に出れば即売れの代表格。


■ 4位:Ricoh GR21

21mmという唯一無二の超広角コンパクト。 故障リスクはあるものの、 壊れていない個体の価値が年々上昇。


■ 5位:Minolta CLE(Rokkor 40mm F2とのセット)

ライカMマウントの中で“最軽量クラス”。 レンズの写りも極めて優秀。

レンズ単体の値上がりが本体価値を押し上げています。


■ 6位:Pentax 67II

中判の中で最も人気のあるシリーズ。 特に67IIは最終型+入手困難のため、 2025年は値上がり確定モデル。


■ 7位:Mamiya 6MF

軽い・折り畳み式・画質最強クラス。 旅行・スナップ用途でプロが密かに愛用。

再生産はほぼ不可能な構造で、 個体数が減る一方。


■ 8位:Fujifilm Klasse W

Klasseシリーズは全体的に値上がり傾向。 特にW(広角モデル)は人気が高い。


■ 9位:Yashica T4(T5含む)

T3/T2より値段は控えめだが、 写りの評価は非常に高い。

90年代カルチャーに再注目が集まり、人気再燃中。


■ 10位:Nikon S3 2000 / S3 Limited

2000年代に復刻された“職人の生きていた最後の時代”。 現代の技術では再生産できない精度。

特にブラックは確実に価値上昇中。


3. 共通点 ― 値上がる“隠れ名機”には理由がある

上記のモデルにはある共通点があります。

  • 生産終了からの期間が長い(再生産不可)
  • 代わりになる機種が存在しない
  • 入手困難なレンズ設計(Zeiss・Rokkorなど)
  • 中判・広角・限定モデル・ブラック系が強い
  • プロが“実用で選ぶ”カメラ

人気だけでなく、 技術・歴史・希少性を兼ね備えたものばかりです。


4. 2025年以降にさらに上がりそうな注目株

  • Leica M6(再生産の影響で初期型の価値が安定上昇)
  • Nikon F6(最終ロットの品薄化)
  • CONTAX T2 Black / Platinum(個体が減少)
  • Rolleiflex 2.8F / 2.8GX(整備できる職人が減少)
  • GR1シリーズの“完動品”(整備不可による希少性)

5. まとめ ― “過小評価されていた名機”が静かに輝き始めている

中古市場では、派手な話題の裏側で 実力派の隠れ名機が確実に評価を上げています。

特に2025年の特徴は…

  • ブラック・限定色の希少性上昇
  • 中判・広角の需要増加
  • プロ機材の良個体が減少
  • 修理不可能なモデルの“完動品”が価値上昇

派手な流行だけでなく、 実力と希少性が評価される“名機の復権”が進んでいるのです。

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2025年12月02日

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