レンズ買取事例
Hektor 7.3cm F1.9 状態C
公開日:2025年7月
Leica Hektor 7.3cm F1.9|クラシックライカの中望遠、個性際立つ銘玉
今回ご紹介するのは、ライカのクラシック中望遠レンズとして知られる「Ernst Leitz Wetzlar Hektor 7.3cm F1.9(L39 スクリューマウント)」です。
このレンズは、1931年に登場した当時としては非常に明るいF1.9の大口径を誇り、報道関係者などのプロユーザーにも広く使われてきました。
光学設計は独特で、2枚貼り合わせのレンズを3群構成にまとめた特徴的な構造を持ち、開放での描写はクラシックならではの柔らかさと立体感を演出します。
1946年の製造終了までに約7200本と、比較的少数の生産数であったことから、現在では非常に希少性の高いレンズとされ、コレクターズアイテムとしても人気です。
仕上げ(ニッケル or クローム)、絞りリングのカム有無、距離表記、フード形状など、バリエーションが非常に多く、仕様ごとに価値が異なる点も大きな特徴。
また、レンズキャップや専用フードなど付属品の有無も査定に影響しますので、気になる方はお気軽にお問い合わせください。
レンズの状態と
買取金額について

今回お買取させていただいたHektor 7.3cm F1.9は、「状態C(使用感あり)」での査定となりました。
【外観】
✅ ボディ全体にスレやキズ、塗装剥がれが多数
✅ 経年なりの使用感が見られるものの、大きな破損はありません
【レンズ】
✅ カビ跡や線状のキズ、油染みを確認
✅ また、気泡も見られ、光を通すとやや影響が出る可能性のある状態です
上記の内容をふまえ、今回は103,000円にてお買取いたしました。
※仕様・製造時期・付属品の有無により金額は大きく変動いたします。
まとめ|仕様も状態も、しっかり見極めて査定します
Hektor 7.3cm F1.9は、ライカの中望遠レンズの中でも描写の個性とコレクション価値を兼ね備えた一本です。
使用感やレンズのコンディションがあっても、仕様の違いや付属品の有無によって評価が大きく変わることも少なくありません。
当店では、仕様ごとの価値や細かなディテールにもしっかり目を向けた査定を行っています。
「古いから無理かも」と思わず、ぜひお気軽にご相談ください。
ライカの買取に強い当店が、あなたの一本にふさわしい価値を見極めてお伝えします📷
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※買取価格は参考上限価格となり、状態や付属品によって価格は変動いたします。
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