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Pentax 67 × SMC 67 105mm F2.4 ― 中判の王道、圧倒的な描写と存在感

Pentax 67 × SMC 67 105mm F2.4 ― 中判の王道、圧倒的な描写と存在感

1. Pentax 67とは

Pentax 67は、旭光学(現リコーイメージング)が1969年に発売した中判一眼レフカメラです。
35mm一眼レフをそのまま拡大したようなデザインで、「世界最大の一眼レフ」と呼ばれるほどの迫力あるサイズが特徴。 6×7cm判の大きなネガサイズから生み出される豊かな階調と立体感は、今なお多くの写真家を魅了しています。 その存在感と操作感は、まさに“中判の王道”といえる名機です。

2. SMC 67 105mm F2.4とは

Pentax 67を代表するレンズといえば、このSMC Pentax 67 105mm F2.4。 焦点距離105mm(35mm判換算で約55mm相当)の標準レンズで、 柔らかいボケと高い解像力を両立する傑作レンズとして知られています。 中判らしいボケの大きさに加え、開放から滲むような描写は唯一無二。 国内外で“夢のポートレートレンズ”と称される理由がここにあります。

3. レンズの特徴と描写傾向

  • 大口径F2.4の美しいボケ味
    中判レンズとしては異例の明るさ。開放では被写界深度が非常に浅く、被写体を立体的に浮かび上がらせます。
  • シャープかつ繊細な解像力
    絞れば中心から周辺までクリアに解像。風景・静物にも十分な解像性能を発揮します。
  • 階調豊かでフィルムらしい表現
    大判並みのトーン再現と滑らかなグラデーションが魅力。ポートレート撮影では肌の質感を柔らかく描き出します。
  • SMCコーティングによる発色の良さ
    PENTAX独自のマルチコーティングにより、逆光下でもヌケの良い発色を実現。透明感のある青や自然な緑の再現力は抜群です。

4. 撮影体験と操作性

Pentax 67はその大きさから「重い」「扱いが難しい」と言われることもありますが、 その重量感こそが安定したホールディングと静かなシャッター動作を生み出します。 大きなファインダーを覗いたときの迫力、ミラーショックを感じるシャッター音、 すべてが“撮る喜び”を感じさせてくれるカメラです。 105mm F2.4との組み合わせでは、圧倒的な立体感とフィルムらしい深みを味わえます。

5. こんな方におすすめ

  • ポートレート・ファッション撮影を本格的に楽しみたい方
  • フィルム特有の立体感とボケを求める方
  • 中判カメラで唯一無二の描写を体験したい方
  • 機械式の操作感・存在感を味わいたい方

6. 市場評価と人気の理由

SMC 105mm F2.4は、現在でも中古市場で最も需要の高いPENTAX 67用レンズのひとつです。 その描写の美しさから、デジタル中判やミラーレスへのアダプター利用も増加中。 ボディとセットでの取引も多く、特に状態の良いレンズはプレミア価格で取引されています。 「中判ポートレート=PENTAX 67 × 105mm F2.4」と言われるほど、象徴的な組み合わせです。

7. 買取・販売について

当店 買取の鶴岡 では、Pentax 67ボディ・SMC 105mm F2.4 の高価買取を実施しております。
ファインダー・ミラー・レンズ光学系の状態が良好なものは特に高額査定対象です。 販売も行っておりますので、「本格的な中判撮影を始めたい」「105mmの描写を体験したい」という方もお気軽にご相談ください。

まとめ

Pentax 67 × SMC 67 105mm F2.4は、中判の魅力を最もダイレクトに体験できる組み合わせです。
その圧倒的なボケとトーン、重量感ある存在。 撮るたびに“写真の本質”を思い出させてくれる、永遠の名機といえます。 ご売却・ご購入を検討中の方は、ぜひ買取の鶴岡までお気軽にご相談ください。

2025年10月10日

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