公開日:2025年10月
最終更新:2025年10月
Leica M4 Black Paint × Summicron 35mm F2(8 elements)― ヴィンテージ・ライカの究極の組み合わせ

Leica M4 Black Paint × Summicron 35mm F2(8 elements)― ヴィンテージ・ライカの究極の組み合わせ
1. Leica M4 Black Paint(M4BP)とは
Leica M4は、1967年に登場したM型レンジファインダーの名機です。 M3とM2の長所を融合し、巻き上げや装填など操作性を大幅に改善した完成度の高いモデルとして知られます。 中でもBlack Paint(ブラックペイント)仕様は、当時ごく少数しか製造されなかった特別モデルで、 その希少性と美しい経年変化から現在でもコレクター垂涎の1台です。
2. Black Paintモデルの魅力
- 真鍮ベースの漆黒ボディ
下地の真鍮に塗装を施したブラックペイント仕様は、使い込むほどに美しくブラスが浮き出し、唯一無二の風合いに。 経年変化(ペイントロス)こそが、このモデルの最大の魅力です。 - 限定的な生産数
ブラッククロームの時代に移行する直前のわずかな期間にしか生産されず、市場流通数は非常に限られています。 - 操作性と質感のバランス
M3より軽快、M2より精密。メカニカルな感触とライカらしい耐久性を両立しています。
3. Summicron 35mm F2(8 elements)とは
組み合わせられるレンズSummicron 35mm F2 第1世代(通称:8枚玉)は、 1958〜1969年にかけて製造された初期のSummicronで、光学設計に8枚構成の贅沢なガラスを使用しています。 その描写は“ライカ・グロー(Leica Glow)”とも称され、柔らかさと立体感を両立した名玉です。
- 柔らかく立体的な描写
被写体が空気の中に浮かび上がるような独特の立体感。デジタルでは再現が難しい質感を持ちます。 - クラシックなコーティングとトーン
現代レンズにない優しい階調。逆光下でもハイライトが滲み、フィルムとの相性が抜群です。 - 生産数の少なさ
後期の6枚構成版に比べ生産本数が少なく、状態の良い個体は非常に高値で取引されています。
4. この組み合わせが人気の理由
Leica M4 Black Paint × Summicron 35mm F2(8枚玉)は、 外観の美しさと描写性能の両方を極めた黄金の組み合わせとして高い人気を誇ります。 ブラックペイントボディにシルバーの8枚玉を装着した佇まいは、まさにクラシック・ライカの象徴。 実用機としての性能はもちろん、ヴィンテージとしてのコレクション価値も年々高まっています。
- 使い込むほどに味わいを増すブラックペイント
- ライカらしい立体描写を楽しめる8枚玉レンズ
- 希少性・美観・実用性すべてが高水準
5. 現在の市場動向
近年、M4BPと8枚玉Summicronはいずれも世界的に価格上昇傾向にあります。 ブラックペイントボディは再塗装個体も多く、オリジナル塗装・オリジナル刻印のものは特に高値。 8枚玉レンズもコーティングやガラスの状態によって価格差が大きく、 美品・整備済みの個体はコレクター間で激しい争奪戦となっています。
6. こんな方におすすめ
- クラシックライカの世界観を味わいたい方
- 実用とコレクションを両立した1台を探している方
- ブラックペイント特有の経年美に魅力を感じる方
- “8枚玉”の柔らかく立体的な描写を体験したい方
7. 買取・販売について
当店 買取の鶴岡 では、Leica M4 Black Paint・Summicron 35mm F2(8 elements) の
高価買取を実施しております。
特にオリジナルペイント・整備済み・外観美品の個体はプレミア査定の対象です。
販売も行っておりますので、ライカファンの方はぜひ一度お問い合わせください。
まとめ
Leica M4 Black Paint × Summicron 35mm F2(8 elements)は、
ヴィンテージ・ライカの中でも別格の存在感を放つ組み合わせです。
描写・質感・歴史的価値すべてを兼ね備えた、まさに“究極のライカ”。
ご売却・ご購入をお考えの際は、ぜひ買取の鶴岡へご相談ください。
専門スタッフが丁寧に査定し、国内外の相場を踏まえた最適なご案内をいたします。
2025年10月11日
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