公開日:2025年10月
最終更新:2025年10月
OLYMPUS μ II と μ III 150 ― ミューシリーズ黄金期の名機たち

OLYMPUS μ II と μ III 150 ― ミューシリーズ黄金期の名機たち
1. OLYMPUS μシリーズとは
OLYMPUS μ(ミュー)シリーズは、1990年代を代表するコンパクトフィルムカメラの人気ラインです。 小型・高性能・防滴仕様という特徴を兼ね備え、日常使いから旅行スナップまで幅広く愛されました。 中でも「μ II」と「μ III 150」は、シリーズの完成形といえる存在で、 どちらも現代のフィルムブームで再び注目を集めています。
2. μ II(ミュー II)の特徴と魅力
1997年発売のOLYMPUS μ II(ミュー II)は、シリーズの中でも最も人気の高いモデルです。 35mm F2.8の明るい単焦点レンズを搭載し、コンパクトながら非常にシャープな描写を実現。 防滴仕様のためアウトドアでも安心して使える点も魅力です。 スライド式のレンズカバーを開けるだけで電源が入り、すぐ撮影できる軽快な操作性も人気の理由です。
- 35mm F2.8 単焦点レンズ
- 防滴仕様のコンパクトボディ
- ポケットサイズで軽量(約135g)
- シャープで立体感のある描写
単焦点ならではの明るさと画質で、スナップ・ポートレートどちらにも強い万能機。 現在の中古市場でも「フィルムコンパクトの王道」として根強い人気を誇ります。
3. μ III 150(ミュー III 150)の特徴と魅力
2003年に登場したOLYMPUS μ III 150は、シリーズ最終世代にあたるズームモデル。 高性能な37.5–150mm F4.0–11.0レンズを搭載し、 日常のスナップから風景、望遠ポートレートまで幅広い撮影に対応します。 チタン調の外装デザインは高級感があり、 ミューIIのDNAを継承しながらも、より多機能でスタイリッシュに進化したモデルです。
- 37.5–150mm 光学4倍ズームレンズ
- 高精度オートフォーカス・多点測光搭載
- 防滴仕様で屋外撮影にも強い
- メタリックな高級デザイン
単焦点のμ IIに比べるとレンズは暗めですが、 「被写体を自由に切り取れるズーム機」として使い勝手が良く、 旅行用カメラとして特に人気が高いモデルです。
4. μ II と μ III 150 の違い
項目 | μ II | μ III 150 |
---|---|---|
発売年 | 1997年 | 2003年 |
レンズ | 35mm F2.8(単焦点) | 37.5–150mm F4–11(ズーム) |
重量 | 約135g | 約185g |
描写傾向 | シャープ・明るく立体的 | 柔らかく自然な発色 |
用途 | スナップ・日常撮影 | 旅行・風景・ポートレート |
どちらも高品質な描写を誇りますが、 μ IIは単焦点による描写力重視、μ III 150はズームの利便性重視と考えると分かりやすいです。
5. 現在の人気と市場動向
フィルムカメラブームの中でも、μ IIは依然として高い人気を維持。 中古市場ではコンディションの良い個体が少なく、価格も安定して高水準です。 一方、μ III 150はズーム機の中でもデザイン・操作性の完成度が高く、 旅行・ファッションスナップ用に選ばれるケースが増えています。 どちらも“日常で使える名機”として再評価が進んでいます。
6. こんな方におすすめ
- μ II: 軽快なスナップ・フィルム初心者におすすめ
- μ III 150: ズームを使って表現の幅を広げたい方におすすめ
- どちらも防滴仕様でアウトドアや旅行に最適
7. 買取・販売について
当店 買取の鶴岡 では、OLYMPUS μ II / μ III 150 の高価買取を実施しています。
動作品・外観美品・付属品完備の個体は特に高額査定の対象です。
販売も行っておりますので、「懐かしのμシリーズをもう一度使いたい」という方もぜひご相談ください。
まとめ
OLYMPUS μ IIは“シンプルに撮る喜び”を、 μ III 150は“多彩に撮る楽しさ”を味わえるモデルです。
どちらも手に取ればオリンパスの光学技術とデザイン哲学を感じられる1台。
ご売却・ご購入の際は、ぜひ買取の鶴岡までお気軽にご相談ください。
2025年10月12日
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