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最終更新:2025年12月

CONTAX “本当に高騰しているのはどれ?

CONTAX “本当に高騰しているのはどれ?”
2025年最新版・値上がりモデルランキング

1. はじめに ― CONTAX人気は終わらない

2020年代前半に大ブームを巻き起こしたCONTAX。 「T2」「T3」だけが注目されがちですが、 2024〜2025年にかけて実際に値上がりしているモデルはそれだけではありません。

本記事では中古相場の推移と市場流通量から、 2025年に“本当に”高騰しているCONTAXトップ5を専門店視点でまとめます。


【第1位】CONTAX T3 / T3 Titanium Black

依然としてCONTAXの王者。 特にTitanium Blackの希少性は別格で、状態の良い個体は年々減少しています。

■ なぜ高騰が止まらない?

  • 世界的に流通量が激減
  • 修理不能リスク → 逆に「状態の良い個体」の価値が上がる
  • スマホ時代に刺さるシャープな写り(Sonnar 35mm F2.8)
  • コンパクトAFとして完成度が高すぎる

特に2024後半〜2025年は ブラックモデルが最も値上がりしたCONTAXと言えます。


【第2位】CONTAX G2(特にブラック)

近年再び人気急上昇しているのがG2。 レンジファインダー+AFという唯一無二の存在で、 フィルム機の中でもっとも快適に撮れるシステムとして再評価されています。

■ ブラックが高騰している理由

  • シルバーより生産数が圧倒的に少ない
  • プロユーザーが手放さないため流通量が少ない
  • 35mmフィルム機の中でAF性能が最強レベル
  • Biogon・Planar・Sonnarなど名玉揃い

2025年では美品ブラックは特に希少価値が高く、中古店でもすぐ売れる状態が続いています。


【第3位】CONTAX T2(全色)

T3ほどではないものの、2025年もT2は安定して高騰しています。 特に限定色や希少カラーモデル(Gold、Black、シルキー)が人気。

■ 高騰の理由

  • 写りが素晴らしい(Sonnar 38mm F2.8)
  • 耐久性がT3より高いと言われる
  • 世界的に知名度が高く「最初に欲しいCONTAX」として選ばれやすい
  • 著名人の使用で再ブームが継続

「T3は高すぎて買えない」 「初めての高級コンパクトが欲しい」 という層が必ずT2に流れ、需要が落ちません。


【第4位】CONTAX S2 / S2b(フィルム一眼レフ)

2023〜2025年で最も急激に人気が上がったのがS2系。 全金属ボディ・機械式シャッター・レンズ性能の高さから、 “一生使えるフィルム一眼”として再評価が進んでいます。

■ 高騰の理由

  • 電子制御を使わない=壊れにくい
  • ZEISSレンズの本領を味わえる
  • 軽量で持ちやすいフィルム一眼の理想形
  • 生産数が少ない

特にS2bのブラックは流通数が極端に少なく、 状態良好品は2025年も確実に上値を更新し続けています。


【第5位】CONTAX TVS III(特にBlack)

コンパクトの隠れ人気株として2024年から値上がり継続中。

■ 高騰理由

  • ズームながら写りが非常に安定
  • 質感がTシリーズより高級
  • Blackモデルは特にレア
  • ツァイス Vario-Sonnar の描写が“現代的でSNS映え”すると話題

「T2より人と被りたくない」という層に刺さり、 2025年は市場在庫が一気に減少しているモデルでもあります。


6. 総まとめ ― CONTAXは今後どうなる?

2025年の中古相場を踏まえると、 CONTAXは以下の傾向が続くと見られます。

  • T3・G2はまだ上がる可能性が高い
  • TVS III・S2系は再評価による需要増が続く
  • T2は安定的に高値を維持

特に“状態の良い個体の枯渇”が深刻化しており、 今後は価格差が状態によってより大きく開くと予測されます。

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2025年12月15日

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