公開日:2025年10月
CONTAX G1 と G2 の違い ― Zeissレンズを活かすための2台を徹底比較

CONTAX G1 と G2 の違い ― Zeissレンズを活かすための2台を徹底比較
1. CONTAX Gシリーズとは
CONTAX Gシリーズは、京セラ(KYOCERA)が1990年代に展開した高級レンジファインダーカメラシステムです。
オートフォーカス機構を搭載しながら、クラシカルなレンジファインダーの魅力を保った革新的シリーズ。 Carl Zeiss T*レンズ群による圧倒的な描写性能と、チタン外装の美しさで、今なお世界中のカメラファンを惹きつけています。
Gシリーズには初代のG1、そして改良型のG2の2モデルが存在します。
2. 基本仕様の比較
項目 | CONTAX G1 | CONTAX G2 |
---|---|---|
発売年 | 1994年 | 1996年 |
AF方式 | コントラスト検出方式(やや遅め) | 改良型AF(高速・精度向上) |
連写性能 | なし | 最大4コマ/秒の連写に対応 |
シャッター最高速度 | 1/2000秒 | 1/6000秒(高速シャッター) |
ボディ素材 | チタン(軽量) | チタン(剛性アップ・高級感) |
対応レンズ | Gレンズ(Hologonは非対応) | Gレンズ全対応(Hologon含む) |
ファインダー | 視差補正なし(自動切り替え) | 視差補正機構あり(より正確) |
サイズ・重量 | 約460g(軽量) | 約580g(やや重厚) |
3. G1の魅力
初代モデルらしいコンパクトさと軽快さが魅力。 チタンの質感もG2より軽やかで、スナップ用途に向いています。 一部レンズ(Biogon 21mm、Hologon 16mm)は非対応ですが、主要レンズ(Planar 45mmやSonnar 90mm)を使うなら充分。 価格も比較的手頃で、Gシリーズ入門機として人気があります。
4. G2の魅力
AF速度や操作性が大幅に向上し、完成度の高いGシリーズ最終モデル。 1/6000秒のシャッター、連写性能、視差補正付きファインダーなど、プロユースにも耐える高性能機です。 特にHologon 16mmやBiogon 21mmなど広角レンズが使える唯一のボディとしても人気。 チタンの質感もより高級で、手にしたときの剛性感が抜群です。
5. どちらを選ぶべき?
- 軽快に撮り歩きたい・コストを抑えたい → G1
- 精度・速度・操作性を重視したい → G2
- HologonやBiogon 21mmを使いたい → G2一択
- コンパクトで味のある操作感が好み → G1も魅力的
6. 買取・販売について
当店 買取の鶴岡 では、CONTAX G1・G2 両機種を高価買取しております。
G2チタンブラック・限定モデル・付属品完備の個体は特に高額査定の対象です。
販売も行っておりますので、「初めてのGシリーズ」や「G2への買い替え」を検討中の方もお気軽にご相談ください。
まとめ
CONTAX G1は軽快でクラシカル、G2は高性能で完成された1台。
どちらもZeissレンズの魅力を最大限に引き出せる名機であり、用途や好みによって選ぶ楽しさがあります。
ご売却・ご購入の際は、ぜひ買取の鶴岡までお気軽にご相談ください。
2025年10月08日
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