フィルム一眼レフカメラ買取事例
Nikon F3AF

Nikon ニコン F3AF をお買取させていただきました。

ニコンF3AFは、1983年に発売されたニコン初の『オートフォーカス一眼レフカメラ』になります。Nikon F3をベースにAF化したモデルとなりますが、Nikon F3は歴史に残る大成功モデルだったのに対し、「F3AF」はデザインと機構には賛否両論があるモデルでした。販売台数はF3と比べ極めて少なく、中古市場では完動品は希少となり高価となっています。

F3AFのオートフォーカス機能は、ファインダー（AF ファインダー DX-1）に組み込まれたセンサーによって制御されます。本体にはAF制御機構がないため、ファインダーが非常に重要な役割を担っていました。しかし、内蔵電池の抜き忘れなどによる腐食や劣化が原因で故障している個体も多く、完動品は非常に希少となっています。

対応するレンズはAFニッコール80mm F2.8SとAFニッコール200mm F3.5Sの2本のみで、その他のレンズではAFは使用できません（マニュアルフォーカスのみ）。加えて、AF駆動用の電源はファインダー側に内蔵された電池が使われ、現代のAFカメラとは異なる仕組みとなっています。

どのカメラにも言えることですが、電池を抜き忘れたままでの保管は腐食や故障の原因となり、非常に残念です。これが査定額にも大きく影響しますので、カメラを保管する際は電池を必ず抜いておくことをお勧めします！

買取価格は日々変動しますので、どうぞお気軽にお問い合わせください！

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