フィルム一眼レフカメラ買取事例
Nikon F5 状態B
公開日:2025年6月
最終更新:2025年6月
中古カメラ買取でNikon F5はどれくらいの価値がある?【相場と注意点】

今回は、ニコン F5の買取事例をご紹介します。今回お持ち込みいただいた個体は、付属品や元箱なしの本体のみという状態でした。
Nikon F5は、1996年に発売されたプロ仕様フラグシップ機のフィルム一眼レフで、発売当時の定価はおよそ30万円前後(90年代後半)でした。これだけ高価なカメラだったこともあり、買取価格を聞いて「思ったより安い」と驚かれる方が多いのが実情です。

🔻 ニコンF5の買取価格が安くなりやすい主な理由
【1、フィルムカメラ全体の需要減】
デジタルカメラやスマートフォンの普及により、フィルムカメラ自体の市場が縮小しています。特に「実用品」としての需要は大きく落ち込み、コレクターや一部の愛好家が主な購入層です。
【2、サイズ・重量が大きすぎる】
F5は非常に重く大きいカメラ(約1.2kg以上)で、現代の感覚では「持ち歩きにくい」と感じる人が多いです。フィルムで撮影したい方も、同じニコンであれば、より軽量なF3やNew FM2などを選びがちです。
【3、 F6の存在や中堅モデルとの競合】
F5の後継機「Nikon F6」は、静音性や操作性などが向上しており、中古市場ではF5より人気が高い傾向にあります。また、Nikon F100などの中堅モデルも性能が高く、中古価格が安いため人気で、相場が相対的に下がっています。
【4、電子部品の経年劣化リスク】
F5は電子制御が多く、部品の経年劣化や故障リスクがあるため、修理しづらいという点も中古取引価格に影響します。修理用部品が入手困難になってきており、業者側もリスクを見込んだ価格設定になります。
【5、 付属品の有無や状態の個体差】
元箱・ストラップ・説明書・保証書などの付属品が揃っていないと買取価格が下がりやすいです。また、シャッター回数やボディのキズ、ファインダーの曇りなどでも大きく価格が変動します。

🔻Nikon F5を少しでも高く売るコツ
Nikon F5を手放す際、ちょっとした工夫で買取価格が変わることがあります。以下のポイントを押さえておきましょう。
1. 複数の買取業者で査定を取る
買取価格は業者によって差があります。1社だけで決めず、3社以上に見積もりを取るのが鉄則です。カメラ専門店や宅配買取サービスを比較しましょう。
2. 付属品はできるだけ揃える
元箱、取扱説明書、ストラップ、ボディキャップなどの純正付属品が揃っていると、査定額がアップする傾向にあります。
3. 外観をきれいにしておく
簡単なクリーニング(ホコリや汚れ取り・レンズの清掃など)をしておくと、印象が良くなり価格にプラスされやすいです。ただし分解などはNG。
4. 「フィルムカメラ専門」や「高額買取を明示している業者」を選ぶ
総合リサイクル店よりも、フィルムカメラに詳しい専門店のほうが適正価格で買い取ってもらえる可能性が高いです。
5. 売り時を見極める
一部のカメラファンの間でフィルム人気が高まるタイミングや、F5特集などが組まれる前後は相場が上がることも。急ぎでなければ相場を定期的にチェックしておくのも手です。

当店では、一点一点の状態を丁寧に確認し、真摯に価値を見極めて査定いたします。他店との相見積もりも大歓迎です!ぜひお気軽にお問い合わせください。

※買取価格は参考上限価格となり、状態や付属品によって価格は変動いたします。
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