レンズ買取事例
SUMMICRON-M 35mm F2 ASPH. 4th 状態C
公開日:2025年7月
SUMMICRON-M 35mm F2 ASPH. 4th|Mマウント
ライカMマウントの定番中の定番として知られる「SUMMICRON-M 35mm F2」ですが、今回ご紹介するのはその第4世代、通称“7枚玉”モデルです。クラシカルな描写を残しつつ、より現代的な設計へと進化したこの一本、コレクターや実用派からも高い評価を受けています。
非球面レンズを絞り羽根直後の第3群に配置することで、従来の非対称型ガウスタイプから大きく脱却。前後に大きな凹レンズを配した独自の構成は、光学的にも大きな転換点となりました。
第3世代に比べて全長は24mmから34.5mmへと延びたものの、球面収差の改善、コントラストと解像度の向上など、実写での進化は明確です。とりわけ「鋭い切れ味」とも称される描写性能は、今なお多くのファンを魅了しています。
レンズの状態と
買取金額について

今回のレンズは「状態C(使用感が見られる一般的な中古品)」での査定となりました。
✅ 外観:目立つキズやアタリもなく、全体的に使用感の少ない良好なコンディション。
✅ レンズ内:チリの混入、中玉一面にバルサム切れによるうすいくもりが確認されました。
こうした状態を総合的に評価し、今回の査定金額は 178,000円 とさせていただきました。
※付属品の有無、レンズの世代、生産国、レンズの状態によって査定額は変動いたします。
まとめ|クラシカルと実用性を両立した現代的な35mm
SUMMICRON-M 35mm F2 第4世代は、それまでのクラシカルな描写を残しながらも、現代の撮影ニーズに応える設計がなされた一本です。非球面レンズの採用や光学構成の刷新により、シャープでコントラストの高い描写を実現しており、スナップ撮影から作品づくりまで幅広く活躍します。
コンパクトなサイズ感も相まって、ライカMシステムの魅力を最大限に引き出してくれるレンズといえるでしょう。
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