レンズ買取事例
THAMBAR 90mm F2.2 状態D
公開日:2025年7月
Leica THAMBAR 90mm F2.2 Lマウント|唯一無二の幻想描写、ライカ伝説のソフトフォーカスレンズ
今回ご紹介するのは、ライカが生んだ唯一のソフトフォーカスレンズ、「Ernst Leitz Wetzlar THAMBAR(タンバール) 90mm F2.2 Lマウント」です。
このレンズは、ライツが1930年代に開発したもので、現存数が3000本に満たない極めて希少なモデル。その独特の描写から、今でも“伝説のレンズ”と称され続けています。
設計には残存球面収差をあえて残し、光の拡散を利用してコントラストを抑制するという特殊な思想が採用されており、他のどのライカレンズとも異なる描写を生み出します。
その柔らかく幻想的な写りは、まるで水彩画のように繊細かつ豊かな階調を描き出し、ポートレートやアートフォトの世界で高く評価されています。
ただし、その個性的な描写ゆえに、使いこなすには経験と工夫が必要。まさに“チャレンジングなライカレンズ”として、マニア心をくすぐる一本です。
レンズの状態と
買取金額について

お買取させていただいたTHAMBAR 90mm F2.2は、「状態D(強い使用感あり)」の評価となりました。
【外観】
✅ スレやキズ、塗装の剥がれが各所に見られ、全体的に使用感の強い状態でした
【レンズ】
✅ チリの混入、コーティングのダメージ、くもり、バルサム切れ、線状キズ、コバ剥がれと、多数の経年劣化が確認されました
✅ 実写に大きく影響する可能性のあるコンディションですが、希少性の高いモデルとしてしっかりと評価いたしました
この内容をふまえ、今回は170,000円にてお買取させていただきました。
※レンズの状態や付属品、仕様により査定額は大きく変動いたします。
まとめ|希少価値と描写性能を、丁寧に見極めます
THAMBAR 90mm F2.2は、ライカレンズの中でも異彩を放つ特別な存在。その希少性だけでなく、描写の世界観や操作の難しさまでも含めて愛される一本です。
当店では、こうした希少モデルの査定にも豊富な知識と経験を活かし、状態が悪くても正しく価値を見極めてお買取しています。
「古くても、使い込んでいても、大丈夫かな…?」と不安な方も、ぜひ一度ご相談ください。
ライカレンズに強い当店が、あなたの大切な一本をしっかりと査定いたします📷
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※買取価格は参考上限価格となり、状態や付属品によって価格は変動いたします。
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